【天声人語】 (朝日新聞)

2017年11月23日03時00分

吉村洋文市長は不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張している。しかしちょっと待って欲しい。不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張するには早計に過ぎないか。

吉村洋文市長の真摯な姿勢が、今ひとつ伝わってこない。

例えばサンフランシスコ市からは姉妹都市の関係のもとで育まれてきた交流は、双方の市民の歴史的財産であると主張するような声もある。

このような声に吉村洋文市長は謙虚に耳を傾けるべきではないか▲

思い出してほしい、過去にも何度も吉村洋文市長はサンフランシスコ市の叫びを無視している。

吉村洋文市長はサンフランシスコ市の姉妹都市の関係のもとで育まれてきた交流は、双方の市民の歴史的財産であるという主張を間違いであるかのような発言をして、批判を浴びた。


確かにサンフランシスコ市には像の碑文には「旧日本軍によって数十万人の女性が性奴隷にされた」「ほとんどが捕らわれの身のまま亡くなった」といった表現があるという問題もある。だが、心配のしすぎではないか

吉村洋文市長の主張は一見一理あるように聞こえる。

しかし、だからといって本当に吉村洋文市長は不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張できるのであろうか?

それはいかがなものか。的はずれというほかない

事の本質はそうではではない。その前にすべきことがあるのではないか。

吉村洋文市長は、未来を担う一員として責任があることを忘れてはならない。

吉村洋文市長の主張には危険なにおいがする。各方面の声に耳を傾けてほしい。▲

吉村洋文市長に疑問を抱くのは私達だけだろうか。

不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張したことに対してはサンフランシスコ市の反発が予想される。姉妹都市の関係のもとで育まれてきた交流は、双方の市民の歴史的財産であるという主張を支持する声も聞かれなくもない

吉村洋文市長もそれは望んでいないはず。しかし吉村洋文市長は意見を受け入れなければ友好関係を解消するというのは、冷静さを欠いているである。

不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張する事はあまりに乱暴だ。吉村洋文市長は再考すべきだろう。

繰り返すが吉村洋文市長は意見を受け入れなければ友好関係を解消するというのは、冷静さを欠いているである▲

吉村洋文市長の不確かな主張で、日本へのバッシングだと主張したことは波紋を広げそうだ。今こそ冷静な議論が求められる。


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↑と書いておきながら、コメントあったと通知が来ないらしくほぼ見て無かったので
ツイッターにでもメッセージください。多分見ます https://twitter.com/dual_taisa (2017/11/21)